(あらすじ)
トライゴンの力で生み出された夢のような世界で、バットマンの心の糸が切れたと聞いたディック。悩んだ末、ゴッサム・シティへ戻ることを決意する。
※ネタバレ注意※
「TITANS/タイタンズ」とは
相棒<サイドキック>が主役のアメコミ原作ドラマ
アメリカンコミックス作品の主人公はそのほとんどがスーパーヒーローであるが
今作はそのスーパーヒーローの相棒であるサイドキックが主人公として描かれた
DCコミックスの「TITANS」が原作である。
一昔前に児童向けに「ティーン・タイタンズ」としてアニメ化されたことがあり、
コミカルにディフォルメされたキャラクターデザインに
日本人女性ユニット「PUFFY」が主題歌を歌ったりするなど
明るくて面白い作風で人気を博していたが
今回のドラマ版「TITANS/タイタンズ」はダークな作風となり
バットマンの相棒でおなじみのロビンが容赦なく犯罪者を痛めつける描写など
過激な描写や衝撃的な展開が本作の見所となってます。
前回のあらすじ
レイチェルを殺そうとするコニーはアンジェラの家についたディックとドナによってを止められる。
自信の行為に後悔するコリーは古い倉庫に向かいディックとドナも追いていくが
その倉庫には宇宙船が隠されておりコリー達が船内に入るとコリーの本名がコリアンダーであり
彼女の故郷である惑星タマランの破滅を防ぐために
レイチェルの暗殺の任務を受けて地球に訪れていたことを知る。
ガーフィールドはアンジェラの家で幻覚を見始め体から出血し危篤状態に陥る。
アンジェラはガーフィールドを蘇生させるためには
トライゴンを呼び起こす必要があるとレイチェルに説得し
トライゴンを呼びおこさせてしまう。
この世界に再び訪れたトライゴンはガーフィールドを蘇生させる。
アンジェラの計画に気づいたディック達はアンジェラの家に到着するが
トライゴンの魔術により家が見えなくなっており
ディック以外は入れない結界が張られていた。
ストーリー
5年後、ディックはドーンとの間に産まれた息子のジョンと一緒にプールのついた豪華な家で幸せな生活を送っていた。
レイチェルとガーフィールドは大学に進学し2人で生活していた。
ある日、半身不随となったジェイソンは車椅子に乗りながらディックの元に訪れる。
バットマンが殺されたゴードン本部長の復讐のためにジョーカーを殺そうとするのを止めるようディックに依頼する。
ディックはゴッサム・シティに着くがジョーカーがバットマンによって建物の屋上から落とされ
地上に激突させてしまうが一命を取り留め治療のため病院に連れていかれる。
FBIとして活動するコリーと再会しバットマンを救うので猶予が欲しいと頼むが
病院にバットマンが来襲し無抵抗のジョーカーを殺して去ってしまう。
その後、バットマンは単身でアーカム精神病院を襲撃し
犯罪者と警備員、そして看護師も皆殺しにしてしまう。
ディックはバットマンの正体と隠れ家を警察に明かし彼らはウェイン邸を襲撃する。
コリーとSWATチームはバットケイブに潜入するがバットマンによって返り討ちにあい全滅する。
コリーも応戦するがドクターフリーズの武器によって殺されてしまう。
激怒したディックは設置した爆薬を起爆させウェイン邸を破壊する。
瓦礫に埋もれて苦しむバットマンを見つけたディックは彼に止めを刺す。
しかし、それらは全てトライゴンによって見せられていた悪夢だった。
レイチェルはトライゴンにディックを解放するように頼むが
逆にディック自身が闇を受け入れて入れたのだと話す。
一方その頃メトロポリスにある謎の施設で「被験者13番」と呼ばれSのマークが入れ墨されている男が
同じく収納されている目を赤く光らせる犬と共に脱走するのであった。
感想
ついに最終回となりましたがいきなり時間と場所が飛んでしまい
混乱しましたが落ちを知ると結局全てはトライゴンによって
見せられていた悪夢にだったのである意味一安心です。
ようやく登場したバットマンも無慈悲に犯罪者達を殺してしまう展開は現実に起きて欲しくないですね。
最終回だからなのかいつも以上に豪華なエピソードに思えました。
回収されない謎を残したまま終わりましたがエンドクレジット後のラストシーンに
スーパーボーイとクリプトが登場してたのでシーズン2で謎のいくつかが回収され
彼らもタイタンズに合流するものと予想します。
シーズン2は本国の動画配信サービス「DCユニバース」にて配信されているので
近いうちに国内でもNetflixで配信されるものと思われます。
シーズン2の国内配信が待ち遠しいです。
次回
〜シーズン2配信予定〜