(あらすじ)
昼は刑事として、夜は正義のヒーローとして悪と戦うディック・グレイソン。その身に邪悪な暗い秘密を抱えるひとりの少女が、デトロイトへやってくる。
※ネタバレ注意※
「TITANS/タイタンズ」とは
相棒<サイドキック>が主役のアメコミ原作ドラマ
アメリカンコミックス作品の主人公はそのほとんどがスーパーヒーローであるが
今作はそのスーパーヒーローの相棒であるサイドキックが主人公として描かれた
DCコミックスの「TITANS」が原作である。
一昔前に児童向けに「ティーン・タイタンズ」としてアニメ化されたことがあり、
コミカルにディフォルメされたキャラクターデザインに
日本人女性ユニット「PUFFY」が主題歌を歌ったりするなど
明るくて面白い作風で人気を博していたが
今回のドラマ版「TITANS/タイタンズ」はダークな作風となり
バットマンの相棒でおなじみのロビンが容赦なく犯罪者を痛めつける描写など
過激な描写や衝撃的な展開が本作の見所となってます。
ストーリー
同級生と馴染めない少女のレイチェルはサーカス団員のグレイソン・ファミリーが
曲芸中にディック少年を1人残して事故死するという悪夢を見て目を覚ます。
学校から家に帰ると謎の男により母親を目の前で殺害されてしまうが
突如彼女から発せられた謎の力により母を殺めた男を突き飛ばし家から抜け出しその場を逃れる。
かつてゴッサムでバットマンの相棒として活躍していたロビンは
デトロイトでディック刑事として勤めながら夜間はロビンとして犯罪者を粛正していた。
レイチェルはデトロイト警察に保護されディック刑事が事情聴取に伺うが、
レイチェルはディック刑事をあの悪夢で見た生き残りの少年であることを見抜き助けを求めます。
ディック刑事は担当者を呼ぶために席を離れている間にレイチェルは誘拐されてしまう。
一方、オーストリアのウィーンではコリー・アンダースが自動車事故直後の状態で目覚めるが、事故以前のことを思い出せなかった。
彼女は手元にあったチケットからホテルへ向かうとそこでスイートルームを借りていたことを知る。
スイートルームには自分が人質にしたギャングの一人がいた。
止めを刺すまえに彼からレイチェルという少女を探しだすようにボスから支持を受けていたことを知り、
ギャングのボスが経営する店に行くが彼らから一斉に銃撃される瞬間に
コリーは体から炎を放ちボスを含むギャングたちを部屋ごと焼却する。
母親を殺した男に儀式の生贄にされようとしていたレイチェルは目を覚まし
男を突き飛ばした時のような状態に変身して黒い霧になって男の体内に入って男に復習します。
ディック刑事が到着すると彼女は男の体内から座っていた椅子に気付かれぬように一瞬で戻り
ディック刑事はレイチェルと一緒にその場を後にします。
その頃オハイオ州コビントンのとある店内で緑色のトラが警備員を脅かしてゲームソフトを咥えて逃げていく。
森まで逃げた緑色のトラはなんと人間の少年に変身して手に入れたゲームソフトに喜ぶのであった。
感想
ロビンがコスチュームを着て活躍するところを見かけるのは何年振りでしょうか。
映画「ダークナイト・ライジング」でもロビンは登場しましたが
私服姿だったので個人的に物足りなかったので満足です。
アクションシーンも手加減なしの過激な描写がとても見所でしたが
アニメ「ティーン・タイタンズ」で慣れ親しんでいる人が見たら
卒倒するほどロビンの犯罪者に対する容赦のなさに驚くと思われます。
バットマンと方向性の違いで別れてしまったようですが
仲直りして二人で再び活躍するときは来るのでしょうかね?
レイチェルことレイブンも登場しましたがアニメでは無愛想だけど不思議な魔法少女キャラでしたが
今作ではポルターガイストのような何かに取り憑かれたような挙動や描写が多く
非常に怖い悪魔に取り憑かれたような少女として描かれていました。
コリーことスターファイヤーはセクシーな大人の女性として描かれており、
アニメと原作からはかけ晴れたビジュアルで新鮮に感じました。
ラストに登場した緑色のトラは間違いなくビーストボーイでしょうね。
おそらく次回から本編に絡むと思うので活躍が楽しみです。
もしかしたら彼が所属するヒーローチームも登場するのでしょうかね?
次回が楽しみです!
次回