(あらすじ)
大きな取引に関わっている間に娘の誕生の瞬間を逃したウォルター。自分の取り分についてジェシーのガールフレンドに詰め寄る。
※ネタバレ注意※
「ブレイキング・バッド」とは
教師と教え子が組んで麻薬を密造する犯罪ドラマ
病に追い詰められた教師がジャンキーの教え子と麻薬の密造に勤しむ様を描いた本作は
本国で大好評を博し様々な賞を獲得し今までにシーズン5も製作された人気ドラマである。
2019年10月には本作の続編である映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド」がNetflixで全世界に配信される予定である。
中年の科学者と若者のコンビはどことなく犯罪者版バック・トゥ・ザ・フューチャーにも見えます。
前回のあらすじ
ジェシーの友人の1人で売人をしていたコンボが射殺されてしまう。
ウォルターとジェシーは売人に頼らない新しい流通方法がないのかソウルに相談する。
この20年間薬物の密売で逮捕されたことがない人物を知るというソウルは彼と会えるように手配する。
例の人物に会うためにウォルターとジェシーは
ファストフード店で待機するが結局誰も来ず2人とも帰ってしまう。
後日ウォルターは再度ファストフード店に1人で訪れ
店の店長ガスを例の人物であると見抜く。
ガスは取引の可否を後日に連絡することと
薬物中毒者のジェシーとはパートナーを解消すべきだとウォルターに警告する。
翌日ガスの手下から取引をするとの連絡を受けるがタイミングは悪かった。
ストーリー
ウォルターは時間内に今まで精製したメスを届けることに成功するが
娘が誕生する瞬間を見逃してしまう。
ジェシーはウォルターに取引での分け前を請求するが
ウォルターにジェシーが薬物中毒を克服するまでは
分け前を与えられないと拒否されてしまう。
薬物中毒克服のグループカウンセリングに予定通りこないジェーンを心配した父親のドナルドが
ジェーンの家に訪れるとジェシーと一緒に薬物に溺れているところを発見する。
ドナルドはジェーンに1日だけ猶予を与えてリハビリ施設に行くように警告する。
ウォルターJr.は父親の医療費を稼ぐために
募金サイトを開設し医療費の寄付を集め始める。
ソウルはそのサイトを経由してウォルターの収益を転送する方法を思いつく。
ジェシーの分け前について知ったジェーンはウォルターを脅迫してジェシーの分け前を要求する。
ウォルターはジェシーに分け前を届けた後にバーに寄ると偶然にもドナルドと会う。
ウォルターは最終的にまたジェシーのもとに戻ってみると
ジェシーとジェーンは薬物の過剰摂取で意識が朦朧とした状態でいた。
するとジェーンが嘔吐してしまい吐瀉物を喉に詰まらせてしまう。
ウォルターは助けようとするがジェシーを手放したくない彼は
ジェーンを見殺しにしてしまう。
感想
取引は無事に済ますことができたようですが
父親としては肝心である娘の誕生を見逃すという
残念な結果になってしまいました。
病室にはスカイラーの上司であるテッドがすでにいましたが
スカイラーと関係が深まって最終的に浮気しそうな予感がします。
ジェシーとジェーンはウォルターから分け前を貰った時に
世界のどこかで平和に暮らすことと二度と薬物に手を出さないと誓っておきながら
おそらく最後として薬物を過剰摂取してしまいましたね。
しかもジェーンが窒息死してしまうという末路…
ウォルターは助けることもできたけど
問題を引き起こしつつも最高の助手でもあるジェシーを
どうしても手放せなかったのでしょうね。
ジェーンの父であるドナルドにはとんでもない悲劇ですが
おそらくジェシーとウォルターに復習するのでしょうかね。
それで前回の冒頭の謎の映像に繋がるのでしょうか。
とても悲劇的なラストでしたが次回も楽しみです。