(あらすじ)
地味で冴えない高校の化学教師が末期の肺ガンと宣告される。家族のためにお金を残したいと思いついたのは、麻薬を精製し売りさばくことだった。
※ネタバレ注意※
「ブレイキング・バッド」とは
教師と教え子が組んで麻薬を密造する犯罪ドラマ
病に追い詰められた教師がジャンキーの教え子と麻薬の密造に勤しむ様を描いた本作は
本国で大好評を博し様々な賞を獲得し今までにシーズン5も製作された人気ドラマである。
2019年10月には本作の続編である映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド」がNetflixで全世界に配信される予定である。
中年の科学者と若者のコンビはどことなく犯罪者版バック・トゥ・ザ・フューチャーにも見えます。
ストーリー
高校で化学の教師を務めるウォルター・ホワイトはバイト先のガソリンスタンドで倒れてしまう。
診断の結果、末期の肺癌であると診断されてしまい絶望の淵に立たされてしまう。
妻の妹の夫であり麻薬取締局の捜査官であるハンク・シュレイダーの誘いで麻薬の取締に付き合うが
捜査されている売人のアジトの隣の家から教え子のジェシー・ピンクマンが逃げ出すところを目撃する。
ウォルターはジェシーに麻薬の密造を提案し、キャンピングカーで
人気のない砂漠地帯で純正に近いメスを作り出すことに成功する・
ジェシーは完成したメスを元締めに売ろうとするが麻薬捜査官に打ったのではと疑われてしまい、
砂漠に止めているキャンピングカーまで来てしまいウォルターは脅されてしまう。
元締めたちにメスの製造方法を教えるふりをして毒ガスを発生させ彼らを撃退する。
感想
ドラマとは思えない映画のようなボリュームを感じさせる一話でした。
教師が教え子と共謀して麻薬の密造に手を出すのは教師としては失格ですが
残される家族のためと思うとアメリカの保険制度はあてにならないのでしょうね。
元締めに脅されるシーンと科学の知識を用いて毒ガスを作ってしまうウォルターに少し恐怖を感じました。
次回も楽しみです。