どうもこんばんわ。
アメコミの映像作品で疑問に
思われることについて解説します。
最速のヒーロー【フラッシュ】
フラッシュとはDCコミックスで誕生しし
最速で走れる能力と赤いコスチュームが特徴的であり
度々映像化されるほど人気の高いスーパーヒーローである。
しかし、近年の作品においてドラマと映画とでは
演じる俳優がそれぞれ異なることが起きている。
ドラマ【THE FLASH/フラッシュ】
国内でフラッシュを知った人はこのドラマ版を観た方がほとんどでしょう。
アメリカ本国で2014年から放送されている「THE FLASH/フラッシュ」は
「ARROW/アロー」という別のヒーロードラマのスピンオフとして製作されたが
今年でシーズン5が放送されるほど非常に人気が高い作品であることがお分かりいただけます。
この作品でフラッシュを演じられている俳優はグラント・ガスティンさんです。
映画「ジャスティス・リーグ」
2013年に公開された「マン・オブ・スティール」をはじめとした
「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの5作目である本作は
スーパーマンをはじめとしたバットマンやワンダーウーマンなどの
DCコミックスのスーパーヒーロが一同に会し強敵に立ち向かう作品となっている。
その作品に登場したフラッシュを演じた俳優はエズラ・ミラーさんである。
異なる世界線【マルチバース】
なぜドラマと映画で俳優が異なるのだろうか、
実は単純な理由である。
ドラマのフラッシュと映画のフラッシュは別世界の別人であるからです。
アメコミ作品では「マルチバース」という別世界が無数に存在している設定があり
このフラッシュにおいてもその例外ではない。
ドラマのフラッシュは「アローバース」という世界線に属しているのに対し、
映画ではシリーズ名にもなっている「DCエクステンデッド・ユニバース」の世界線に属した作品となっている。
そのため俳優も異なれば展開するストーリーも大きく異なってゆく。
違う俳優でも同一だった例
ただし、異なる俳優でも一つのシリーズにおいて同じヒーローを演じた作品があるので例をあげていく。
ティムバートン版バットマン
1989年に公開された映画「バットマン」シリーズはマイケル・キートンさんがバットマンを
次作の映画「バットマン・リターンズ」まで演じられていたが
3作目からはヴァル・キルマーさんが演じられました。
しかも4作目ではジョージ・クルーニーさんに変更されている。
ここまで俳優が大きく変わってしまったのは製作陣による影響が大きい。
MCUのハルクとウォーマシン
アイアンマンやキャプテン・アメリカなどのが活躍する「マーベル・シネマティック・ユニバース」も例外ではありません。
映画「インクレティブル・ハルク」のバナー博士(ハルク)をエドワード・ノートンさんが演じられていたが
交渉が決裂したために映画「アベンジャーズ」ではマーク・ラファロさんに変更されていた。
映画「アイアンマン」に登場したローズ(ウォーマシン)はテレンス・ハワードさんが演じられていたが
金銭的なトラブルから次作の映画「アイアンマン2」ではドン・チードルさんに変更された。
違うのにも理由がある
世界線が異なるという根本的な理由から
製作側に起因して変更されてしまったなど
様々な理由があることがあります。
他の物事でもなぜ違うのか興味を持ったら調べてみると
面白い発見があるのかも知りません。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
次回の記事をお楽しみに。